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サロンの日常

2020/10/19
ヘアカラーをした髪のケアについて
ヘアカラーをした髪はアルカリ性になり、膨張します。それによりキューティクルが開いた状態になりやすいです。

そのまま放置していると、髪の内側にあるタンパク質や水分が外に出てしまいます。いわゆるダメージヘアになりやすいため、いつもより念入りにヘアケアを行いましょう。


またせっかく綺麗な髪色にしたにもかかわらず、アルカリ性のままだと色落ちしてしまうリスクがあります。そうならないために、染毛後は髪を本来の弱酸性に近づけなくてはなりません。

髪をアルカリ性から弱酸性に戻すためのケアを以下にまとめました。

【ヘアケアその1:薬剤を入念に落とす】

髪に付着した薬剤を落とすことで、アルカリ性から弱酸性に戻します。一番有効なのが、シャンプーで洗浄することです。しかし洗髪前はよくすすいでください。この工程が重要で、しっかりすすいだ髪は薬剤が残りにくい傾向にあります。

反対にすすぎが不十分だと、シャンプーしても染料が落ちにくいうえに髪にダメージを与えてしまうのです。


ただし美容院でヘアカラーの後、シャンプーとトリートメントをしてもらっている場合はこのかぎりではありません。


【ヘアケアその2:色落ちや変色しないための対策をとる】


ヘアカラーをした直後は紫外線やプールの塩素、パーマ剤などで髪が変色したり色落ちしたりしやすいです。そのため普段より万全な対策をとる必要があります。

たとえば紫外線対策の一環として、帽子や日焼け止めを塗りましょう。
最近では顔や体用のみならず、髪に塗布できるサンスクリーン剤があります。髪色をキープさせることはもちろん、髪のダメージを最小限に防ぐためにも有効です。

ほかにもヘアカラー直後にパーマをかけることはおすすめしません。なぜならパーマ剤にはヘアカラーの成分を破壊する働きがあります。そのため間隔を空けずにパーマをかけてしまうと、髪の色が落ちる恐れがあるのです。

どうしてもパーマをかけたい場合は、最低でも1週間ほど期間をあけましょう。

最後にプールの消毒として使われる塩素には、わずかに漂白作用があります。それが原因で髪色が変わってしまうこともしばしばあるため、プールに入った後は丁寧にシャンプーしてください。

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